日光や紫外線には、生理活動を支える様々な作用があります。日光を浴びない生活をしていると不健康になってしまいます。タンニングで予防しましょう。
サンタンニングとは皮膚が「褐色に色づいた状態」の日焼けをいいます。褐色の肌はメラニン色素によってもたらされます。メラニン色素は、紫外線が皮膚の深部に浸透するのを防いで、紫外線のエネルギーから、皮膚の細胞とそのDNAを保護します。
初めは日差しの弱い時間帯を利用し、日差しの強い時には一回の照射時間を短めにして、間隔をあけながら徐々に肌色を作っていきます。
サンバーンは皮膚が「ヤケド」した日焼けをいい、皮膚にマイナスな日焼けです。肌色が白く、角質の薄い人は、紫外線に対する皮膚の防衛能力が低いために、急に日焼けすると肌がヤケドして炎症を起こします。
ヤケドで死んだ表皮細胞は、剥がれ落ちます。サンバーンはシミの原因にもなります。また炎症を起こしたままで、強い日差しを繰り返して浴びると、皮膚ガンのリスクが生じる恐れがあります。ニュージーランドでは日焼けをすると皮膚がんになりやすくなるといわれ、夏でも長袖のシャツを子供は着ています。
ビタミンは生命活動に不可欠な物質です。その中のビタミンDの源は紫外線です。紫外線は皮膚に蓄えられたプロビタミンを、活性ビタミンのD3に変化させる働きをします。このビタミンD3は体内で最終的な作用形態に生成されます。
日光の紫外線量の少ない冬の間は、体内のビタミンDは不足します。雲、衣類、建物などで紫外線がさえぎられると、ビタミンDは作れなくなります。ビタミンDは魚の肝油から摂取する以外は、食物からは直接摂取することはできません。
紫外線は筋力を高める働きもします。それはビタミンD3の生成でカルシウムの吸収が促進され、体内のカルシウム含有量が高まったことによります。体内にカルシウムイオンがあると、神経伝達系の形成が高まり、神経の伝達能力、また筋肉の収縮力、グリコーゲンの代謝促進が高くなります。
紫外線はヘモグロビンや赤血球の生成を活性化させ、血液の酸素運搬能力を高めます。このことが、体の運動能力を高めることになります。
紫外線は、目および皮膚に障害を与えることがあります。また肌質や肌の状態により、タンニングの効果には個人差があります。自分にあったマシンを選択して、利用時間を守ります。
タンニングマシンのランプや光線を直視しないようにします。備え付けのUV保護用ゴーグルを利用するとよいでしょう。コンタクトレンズは必ず、タンニング前に外します。
化粧品・香水等は紫外線に対する過敏症を増加させることがあります。タンニング前に必ず落とします。タンニング前にオレンジ等の柑橘類を食べたり、果汁を肌に塗ったりしないようにしましょう。
また、時計、ネックレス、ブレスレット等のアクセサリーは必ず、タンニング前に外します。